【思ったより早く開設できそう!?】
コンビニATM手数料24時間無料・預金が少なくても他行宛振込手数料が月1回無料という中々強力なサービスを長年続けてきた新生銀行だが、2018年10月7日から預金が少ない利用者は各種手数料が有料化されるという発表がなされた。
これは厄介。
とにかく代替手段を探したところ大和ネクスト銀行とオリックス銀行に辿り着いた。
オリックス銀行は月2回まで振込が無料だが、キャッシュカードがなく、ATMが使えない(入出金は振込で行う)のが非常に不便。
ということで残るは大和ネクスト銀行。
証券業系で野村証券に次いで2位である大和証券が展開するネット銀行である。
振込手数料は自分名義への振り込みはいつでも何度でも無料 ・他人名義宛も、月3回まで無料という太っ腹っぷり。
キャッシュカードは無いが、大和証券の口座と同時開設すればダイワカードなるものが発行され、これでセブンイレブンのATMから手数料無料(24時間ではない)で入出金できるという。
これは素直にスゴイ!
使わない手は無い。
ということで早速大和証券の【公式HP】から口座開設手続きへ。(証券口座と銀行口座の同時開設は大和証券のHPから行う)
【重要なお知らせ】口座開設にお時間を要する場合がございます
現在、多くのお客さまから口座開設のお申込みをいただいており、通常よりも口座開設にお時間をいただく場合がございます。
口座開設をご希望のお客さまは余裕をもって、お早めに申込みいただけますようお願い致します。
との注意があり。新生銀行からの移籍組で混み合っているのだろうか。
とは言いつつも先に言ってしまうと、開設までは非常に簡単でスピーディーだった。
以下、ざっと開設の流れを。
開設方法は4つだが大抵の人は最速ルートのスマートフォンで行うのが良いだろう。
少し下の【口座開設はこちら】から進む。
その後の流れは以下の通り。
メールアドレスを登録して送られてきたメールのURLから登録していく。
所々で規約や注意事項に同意しつつ、個人情報や職業、開設目的等を項目に沿って入力した後、本人確認書類をアップロードする。
本人確認書類は【2種類】必要。たいていの人は免許証と保険証で済む。
画像は鮮明に、サイズが大きすぎるとはじかれるので適度な画質でアップロード。
ここまででひとまず完了。
終わると受付完了のメールが来るので、あとは簡易書留で送られてくる【口座開設のお知らせ】から手続きを進めていく。
翌日、口座開設のお知らせ(の不在通知)が届いていた!
5月25日の朝10:00頃に入力し終わってその日の17:00頃に簡易書留の引き受けが入っていた。
そして5月26日の15:00頃に配達されるという…。
混雑しているとのことでもう少し時間がかかるかと思ったが翌日届くとはすごい。
翌日、窓口に出向き受け取った。
そして、帰宅してポストを確認すると想定外の事が…。
また不在表が入っていたのだ。
差出人は大和ネクスト銀行から、受け取りに行った書留は大和証券からで追跡番号も違うので別の書留だ。
これは面倒だ…。せっかく受け取りに行ったのにまた取りに行くか再配達を頼まなければいけない。
郵便局のシステムはどうにかならないものか…。と思いつつもとりあえずは取りに行った書留を開封する。
【証券口座】の支店名や口座番号が書いてある通知書と約款、説明書等が入っていた。
この中の【マイナンバーのお届け方法について】という書類を参考にして、マイナンバーの届け出をする。
スマートフォンで【大和証券 マイナンバー登録用アプリ】をダウンロードして登録することになるが、アプリは2種類出てくるが新規口座の場合は赤い方を使う。
↑の下の赤いアプリをダウンロードして画面に従って写真を撮って送信する。
マイナンバーカードそのものでなくとも通知カードで登録できる。
割と簡単にできる。
登録すれば、これで振込による入金は可能なわけだ。
そしてまた翌日窓口にもう一通の書留を受け取りに行く。
内容品は【銀行口座】の開設のお知らせと、お取引カードなるものだ。
これはネットでの取引に必須なモノである。
画像に映っているのは裏面で、表面にアルファベットと数字の組み合わせが印字されており、振込の際に必要となる。
後日、2日後の5月30日にまた書留が届く。
今度はまた大和証券から。
内容品はダイワカード。
これはATMでの入出金に使うモノである。
これで一通り書類が届き、準備が整い本格的に口座を使用していくのだが、いくつか気になった点を。
まず、【大和証券の口座】と【大和ネクスト銀行の口座】という2つの口座があるということだ。
登録完了後、早速ATMからダイワカードを使って入金したが、大和ネクスト銀行の口座を見ても反映されていない。
どういうことだ?と思い調べてみると、ダイワカードを使って入金した場合、一旦大和証券の口座に入金されるのだ。
何もしなければ入金の翌日に大和ネクスト銀行の口座に移動されるのだが、すぐに振込等がしたい場合は大和証券のネット取引にログインして簡単な手続きをしなければいけないのである。
一度知ったらなんでもないのだが、最初は困惑した。
そして、ネット取引のログインも【大和証券口座のログイン】と【大和ネクスト銀行のログイン】があり、それぞれ口座番号等が違うので注意が必要だ。
画像青丸が証券口座、画像赤丸が銀行口座。
ややこしいことに証券口座のログイン情報(支店名・口座番号)はダイワカードに印字されているものではないことにも注意が必要である。
ダイワカードに印字されている数字は支店番号・口座番号ではないので、これを入力しても一生ログインはできない。
証券口座のログインには大和証券から書留で届いた【口座開設のお知らせ】に記載されている【証券口座の】支店番号と口座番号が必要だ。
証券口座にログインすることはあまりないのだが、注意が必要だ。
大和ネクスト銀行のログインは【お取引カード】もしくは大和ネクスト銀行からの【口座開設のお知らせ】に記載されている【銀行口座の】支店番号と口座番号で可能だ。
基本的には【大和ネクスト銀行のログイン画面】から【お取引カード】に記載の情報でログインすればOKだ。
それと振込に関してだが、重要なポイントとして初期設定、新規振込先への振込はパソコンからの登録が必要だ。
スマートフォンのブラウザをPCサイトモードにしても不可能。
なので、初期設定のついでに最初によく使う振込先を一気に登録しておくのをオススメする。
以上、口座開設の流れと主な注意点だが、慣れてしまえば総合的に満足度は高い。
振込が月3回無料という圧倒的サービスを使わない手は無い。
口座開設を始めてから5日で完了するのはありがたい。
これを機に大和ネクスト銀行への移動を猛烈にオススメする。